箱根駅伝・長距離競技が好きな理由
長距離競技が好きな理由。
箱根駅伝が好きな理由。
あと4日に迫った箱根駅伝。
今日、区間エントリーが発表されていよいよ近づいてきたな、と。
監督選手の方が緊張してるのだろうけど
私も彼らの思いを考え出すと止まらなくて、涙があふれる、、、(笑)
それくらい今の私にとって箱根駅伝は楽しみなもの。
箱根駅伝公式Webサイト (概要などはこちらで。)
箱根駅伝をちゃんと見るようになったのは、2010年。
奇しくも私がその後入学することになった大学が優勝した年。
きっかけは、高校の友人が強烈な(笑)駒澤ファンだったこと。
彼女に影響されて見始めたのよね~。
この時は、受けようとも思ってなかったし、ましてや入学するなんて思いの外だった(´・_・`)
丁度、大学受験を控えてた時にみたのが2011年。
選手の走りに本当に衝撃を受けて、力を沢山もらって、がんばろうと思えた。
刹那的なものだったけど、やる気が漲ったことが今でも思い出せる。
それからは、入学した大学が強かったことや元々スポーツをする・みることが好きだということもあって、すっかりハマってしまった。
箱根駅伝は、お正月の2・3日に行われる華やかさ、まだ体のできあがってない
学生ランナーがただただ襷をつなぐために全力で走るという性質上
視聴者からの関心度・メディアの力の入れようがとっても大きい。
視聴率も高いから、箱根駅伝は大学の宣伝としては格好の場。
そういったこともあって「マラソン選手が育たない」やら「世界で戦える選手が育たない」やら箱根駅伝不要論が持ち上がることも多々ある。
そんなことに対して、早稲田大学で箱根駅伝を走り今はトラック競技で世界を狙うためにアメリカで練習している大迫傑選手がブログでこんなことを綴った。
現役の選手がこういう声を上げることは、大切で貴重なことだなあと。
そして、私が今大会で最も注目してるランナーは東洋大学4年の服部勇馬選手。
同じ部内には弟の弾馬選手もいて、兄弟ランナー。
今年の箱根は、往路の2区を走る予定。
服部勇馬くんは、注目すればするほど知ればしるほど魅力が溢れてる選手だなあとしみじみ感じてる。
まず、絶対にみてほしいのがこの動画。
放送時期は今年の3月なので、まだ彼が3年生のころ。
駅伝は通過点と考えて、マラソンで世界を狙うと公言して東京マラソンに挑もうとする勇馬くんの密着ドキュメンタリー。
いかにして勇馬くんがマラソンに挑戦してきたのか、それを酒井監督がサポートしてきたのか、そしてどれだけマラソンという競技が難しいものなのかがわかる。
番組内で、千葉真子さんがマラソンのピーキングは神業だと話していたのが印象的。
(千葉真子オフィシャルブログ「BEST SMILE」Powered by Ameba)
結果的に2015年の東京マラソンには彼は出場できなかった。
怪我をしてしまって、スタートラインに立つことすらできなかった。
その思いを陸上部員の仲間の前で話すところがあるのだが、そこが本当に泣ける、、、。
それでも東京オリンピックを見据えて、「走らない」と選択した勇馬くんと酒井監督はやはり聡明だなあと。
そして、来年の東京マラソン(東京マラソン 2016)に出場することが決まった。(このまま怪我なくうまくいってほしいというのが一番の願い・・・)
彼は、東京オリンピックの前のリオオリンピックも狙ってるのですよ。
※リオ五輪の選考記録は2h6m30s(【陸上】リオ五輪のマラソン代表選考要項を発表 - 産経ニュース)
この記録を突破したところで選ばれるのはたった3人。
箱根駅伝が終われば、今度は東京マラソンが彼を待ってるのですな。
考えてみれば箱根駅伝は、ただただ襷をつなぐだけの競技ではないのかもしれない。
仲間のために、自分の夢のために、思い出のために、はたまた通過点として
走る選手たちがいる。
彼らの思いを知るだけで、うーんと楽しくなる。
だからこそ、私は駅伝が好きなんだな、と。
トラック競技では、選手ひとりひとりの駆け引きがみれるのも楽しいけど
そこに「誰かの為」が加わる駅伝には、無条件で人を感動させるものがあるのかもしれない。
たまたま入った大学だったけど、
酒井監督が好きで、チームカラーが好きで、選手が好きになった。
だから卒業してからも応援してるのは、偶然じゃなくて必然だったと思える。
陸上競技に関しては大好きな本もたくさんあるので、、、またいつか投稿します。。。