知るということ

 

好きだなあ、興味あるなあと思う

ヒト・モノ・コトがあるととことん知りたくなる。

 

オタク気質のようなもの。

知りたいから、あらゆる手段を用いてリサーチをする。

何事においてもリサーチするクセがつく。

どんどんリサーチ力もあがっていく。

 

そうすると、知らなくてもよかったこと

知らない方がよかったこと

知らなければ傷つかずにすむことがでてくる。

 

それでも、「知りたい」という欲はとまらない。

よくないとわかっていて、調べてしまう。

とめる術を知らない。

 

自分でもどうすればいいのかわからないけど、うまく付き合っていくしかないのか。

 

以前、作家の朝井リョウさんがバレーボールの試合を観ているとき

自分は、「誰か」に憑依しているとラジオで話していた。

その「誰か」は、エースの友達、そのエースにもしかしたらなれたかもしれない人、

または、エースの元カノなど。。。

だから、苦しいと。でも、楽しいと。

恐れ多いけど、その気持ちがすごくすごくわかってしまった。

 

たぶん、一生「誰か」に憧れつづけて、羨ましく思いつづけながら

生きていくんだろうな。

と思うけど、そんな自分を脱したいとも思うのです。

 

なんて、人間味のあることをかいてみました。

普段とはちがったブログでした。

 

今日は、とても寒かったのでみなさま体調に気をつけてね。

芽を育て、大輪の花を咲かせる

 

こんばんは。

もう1月も折り返し地点をむかえました。

私にとって、ブログを書くということはtwitterinstagramなどのSNSと違って、

なかなかの根気を要するものです。

なので、更新頻度は高くないですが、ぽつぽつと読んでくれている方が

いるようなので、前向きにやっていこうと思います。

 

さて、今回は何を書こうかなあと思っていましたが、、、

アクセス解析をみると、私のブログにアクセスしてくださる方の多くが

服部勇馬選手についてかいた記事を読んでくれているようなのです。

なので、今回は服部勇馬選手が所属する大学の陸上部長距離部門監督の

酒井俊幸監督について書こうと思います。

私が、陸上競技を好きになったきっかけをくれた人です。

 

陸上界(長距離)では、酒井監督を知らない人はほぼいないと思いますが

よく知らないという方のために。

 

ちなみに、、、ネットの世界ではこんなまとめができてる(笑)

togetter.com

これは、一先ず置いておきます(笑)

 

福島県出身の現在39歳。

学法石川高校から東洋大学に進学、箱根駅伝を3度走って実業団コニカミノルタに入社。

全日本実業団駅伝3連覇に貢献、アンカーも務めた。

2005年に、実業団を退団して母校学法石川高校の教師になり、陸上部の顧問を務めた。

その後、紆余曲折あり東洋大学陸上部長距離部門の監督になる、、、

わけなのですが、その過程が胸にぐっとくるものがあるのです。

 

ことの始まりは、2008年に起こった東洋の陸上部員の不祥事。

それによって、それまで監督を務めていた川嶋さんが責任をとるかたちで退任。

その後任で声がかかったのが酒井監督だったのです。

この時を振り返って酒井監督は、こんなことを言っています。

「2008年12月の不祥事のあと、年内に一度、川嶋さんから電話をいただいた。

監督就任の打診だったが、即答でお断りした。

学法石川高の陸上部もこれからという時期で、県内の有力な中学生を私が勧誘し、

翌春には強い選手が集まることになっていた。私は2年生のクラス担任であり、翌年には生徒たちを卒業させなくてはならない。」

とあるように、酒井監督らしい責任感や義理、人と人との関係性を大切にする気持ちから最初は引き受けるつもりはなかったそう。

でも、そのすぐ後に迎えた2009年の箱根駅伝での東洋大学の初優勝にも立ち会い、

自らの父と人生を照らし合わせて、「生きているからには『路傍の石』の小説のように、何か生きた証を残したい」と思い、監督になることを決意したそう。

 

酒井監督が当時の教え子に学法石川を去り、東洋大学に行くことを伝えた時の話が

箱根駅伝ナイン・ストーリーズ』に含まれてます。

酒井監督は、自著で「今振り返っても、あのときのことは、一生忘れない。打ち明けるのは本当につらかった。裏切ってしまったのだから、申し訳ない気持ちでいっぱいだった。」と言ってて、「君たちが誇れる監督になる」と誓ったそう。

生徒たちからは、自分たちが大学にお願いすれば辞めなくてすむんですか?というような声もあがってみたいで。

隅々から、酒井監督がいかに良い教師で愛されていたかがわかる。

このことがあったから、今の酒井監督があるんだろうなと思う胸がしめつけられる。

この人に出会えた生徒たちは、本当に幸せ者だと思う。

 

そして、2009年に監督に就任し翌年2010年の箱根駅伝でも総合優勝。

山の神と呼ばれた柏原竜二選手(現FUJITSU)がいたこともあったが、彼が卒業してからも着実に結果を出してきたから酒井監督の手腕は本物なんだと思う。

他大学の監督からも、「策士」と言われてるくらいだからねえ(笑)

監督就任時からの3大駅伝の成績・・・

     出雲 全日本 箱根

2009年度 3位  2位  1位

2010年度 4位  3位  2位

2011年度 1位  2位  1位

2012年度 2位  2位  2位

2013年度 2位  2位  1位

2014年度  ×  4位  3位(※出雲は中止)

2015年度 4位  1位  2位

 

一目瞭然ですよね。本当に。

 

全てのことの触れると『その一秒をけずりだせ』と重複してしまうので、やめておきます。

私がなぜ酒井監督が好きなのかを主に・・・。

まず、第一印象はかっこいい!イケメン!でした(笑)

冒頭にあげた、記事と同様。

というか、それまで特に力を入れてみていたわけではない箱根駅伝

みるようになったキッカケをくれたのが酒井監督なんです。(前にも少しかいたね)

私の母親が、東洋大学の監督若くて生徒と一緒にいたら紛れるね。って言っていて、よくよくみてみたら、「かっこいい、、、、」となりました。

私、元サッカー選手の宮本恒靖さんが好きなんですね。わかりますよね、どこか似てる。※宮本恒靖公式サイト

それからは、ただかっこいいだけの人じゃないことがわかりました。

大会が終わったあとに、必ずチームミーティング(報告会)があるのだけど、

そこにはメディア・ファンも立ち会うことができます。

その時に酒井監督が、生徒にかける言葉が何よりも好きなのです。

生島淳さんも文庫のあとがきでこんなことをいっています。

「ひとつの大会が終わると、必ず東洋大学円陣に向かいます。酒井監督が学生たちを前に、どんな話をするのか聞きたくなるのです。」

この一文読んだとき、すべてが救われた気がしたの。

今年の箱根は勝てなかったけど、あーまだ大丈夫だ。また強くなれるはずって思った。

 

「選手は、何かをきっかけに変わるものだ。大切なのは彼らの旬を逃さないこと、その旬なときにどんな言葉を投げかけるか、どんな経験をさせるかだ」

と酒井監督が言ってるように、「言葉」をとても大切にしている人。

以前、BSの番組に出演したときに学生たちとのコミュニケーションにはすごく気をつかっているっていう話をしてた。

 今の子たちは、頭ごなしに言うと落ち込んでしまうことが多いから、

直接言うべきなのか、あるいはメールなどをつかうべきなのか(メールだと記録として手元に残るから、メリットもあると)、また自分からではなくマネージャーから言ってもらうべきなのかなどなど色々と考えるそう。

 

外見は若くてイケメン、でもどこかクールそうな酒井監督だけど

胸には熱い思いがこもっていて、それを出し惜しみしているわけでもない。

ちゃんと、近くにいるスタッフや選手にはそれが伝わっている。

だからこそ、現役の学生はもちろん卒業生からも今でも慕われているんだろうなと。

 

それを、しっかり卒業生は受け継いでいると思う。

今年卒業してしまう服部勇馬選手のあいさつや話し方からそれが確かに伝わってくる。

 

それを示すエピソードを一つ。

2015年の出雲駅伝は、1区でアクシデント(コース間違え)があって、4位に終わってしまったんだけど、その後選手ミーティングで勇馬くんがかけた言葉・話し方。

書くより、みてもらったほうがよいと思うので。

2:50あたりからです。


密着!箱根駅伝 春夏秋冬〈後編〉part3

 

まるで酒井監督を彷彿とさせるようだった。

彼のリーダーシップがなかったら、今年のチームは全然違ったんだろうなと。

 

酒井監督みたいな人に出会ってたら、私の人生はどうなってたんだろう、、、

とか「たられば」をどうしても考えてしまうけど(笑)

自分は自分で頑張っていくしかないなと、選手たちをみていつも奮い立たされます。

 

これからも酒井監督が率いる東洋大学をみつづけていきたいなと思ってます。

 

 

ここでの引用は全て、この2冊から。

www.toyo.ac.jp

books.bunshun.jp

 

 

 

 

モラトリアム

明けましておめでとうございます。

今年の箱根駅伝は、青山学院の連覇で幕を閉じました。

応援している東洋大学を2位でした。完敗でした。

強かった青学。悔しさいっぱいですが、、、おめでとうございます。

思うことはたーーーーくさんありますが、一先ず置いておきます。。。

 

2016年最初のテーマは何にしようか考えていました。

この時期になるとどうしても1年前の自分の思い出してしまうので、

「モラトリアム」にしました。

モラトリアムとは、

モラトリアム(moratorium)は、「しばらくの間やめること」を意味します。政治・経済・金融などの分野では、戦争・恐慌・天災などの非常時に社会的混乱を避けるため法令により「金銭債務の支払いを一定期間猶予すること」をさします。核実験や原子力発電所設置、法案などに関しては、「一時停止」「一定期間の停止」「凍結」を意味します。発達心理学では、知的・肉体的には一人前に達していながら、なお社会人としての義務と責任の遂行を「猶予されている期間」、また、そういう心理状態に留まっている期間をさします。

三省堂辞書サイトより

 

上記が一般的なモラトリアムの意味。

ここでは、発達心理学での考え方に重きを置きます。

 

大学生活は、「人生の夏休み」と言われることが多い。

4月~7月半ばまでが前期で9月後半~1月半ばまでが後期であって

約5カ月程を長期休みなわけです。1年間の4割くらいがお休み。

週5日働き、長期休みも1週間(もとれない場合が多い)程度のサラリーマンからしたら

数字でみてみると確かに、大学生は「人生の夏休み」かもしれない。

ここで私が言いたいのは、大学生は「人生の夏休み」ではありません!

ということではないのです。

 

この「人生の夏休み」=モラトリアムをどう過ごすかということ。

これには答えもなければ、正解も不正解もありません。

だた、大学生活では、自分が望みさえすればある程度のことは何でもできる、かもしれない。

もちろん金銭面や機会の不平等などいろいろと問題はありますが。。。

なので、できるかぎり有意義に大学生活を送って欲しいと自らの学生生活を回顧してみて強く思います。後悔ばかりです。

大学4年生になるとよく周りの友人たちと「学生生活やり残したことある?」

なんていう会話をしたのですが、私の「やり残したこと」はその時点ではもう

やることができないものばかりでした。

 

中高の学生生活が苦しかった人にほど、大学に行ってもらいたいという気持ちが強くある。自分がそういう経験をしたってわけでもないから、あまり説得力ないが。

大学には、スクールカーストは基本的にありません。

まあ、厳密にいうと全くないというわけではないかな。

ただ、スクールカーストとほぼ無縁な生活はできるのかな、と。

自分が望まなければ学校行事に参加することも団体行動をすることもほぼない。

思いっきり趣味や自分の興味のあることに打ち込むことのできる本当に大切な時間だと思う。

 

朝井リョウさんの著書に『学生時代にやらなくてもいい20のこと』というものがある。

ここでは朝井さん自身が学生時代に経験したことが書かれてる。

本当に面白いので爆笑できる本を読みたい人にはおススメ。

books.bunshun.jp

 

朝井さんは、「やらなくてもいい」ことを書いているが

私なりに「やったほうがいい」ことをあげてみる。

①アルバイト

②本を読む

③旅行

④勉強

⑤大人と話す

⑥大学を利用する

 

すごーく、ありきたりなことだけど。。。

①アルバイト。

親からいくらでも経済面の支援を受けられるという人は、やる気がでないかもしれないが、やってみてもいいのではないかと。

社会経験だとかお金を稼ぐ大切さとかもあるが、それよりも大学以外のところにもう一つ自分の居場所があるということが大切だと思うから。

よく逃げ=悪のようなレッテルがはられるが、それは違うと考えてる。

自分の逃げ道をつくっておくことは大事。そうすることで心に余裕が生まれるはず。

 

②本を読む

スマートフォンの普及、紙離れ、活字離れなどなどネガティブなニュースばかりだけど、やっぱり本を読まない人生と読む人生であれば、読む人生の方が圧倒的に豊かだと思う。

何も紙の本じゃなくてもいいの。デジタルでもいいの。

小説でも、新書でも、実用書でもなんでもいい。

小説は、疑似体験ができるし、頭で考えていた言葉にならないことを誰かが言葉にしてくれていることが多々ある。何より、想像力が広がる。

Mr.Childrenの桜井さんが「愛とは想像力かもしれない」と言っていたことがあって、その時に痛感した。その想像力は日常生活で養うのはもちろん、読書体験によって得れるものだなあと。

 

③旅行

時間がたくさんあるからね!

 

④勉強

しといて損なことはない。大人になってから後悔しても遅い。

好きな分野を極めるだけでいい。嫌いなことにまで手を伸ばす必要はない。

 

⑤大人と話す

大学生にとって身近な大人は、親・先生・アルバイト先の先輩・・・

その中でも先生と仲良くしておくに越したことはない。

あと将来の夢が明確であれば「大学生」という超有効パスポートがあるうちに

その職業の人と話す機会をつくるべき。

「大学生」というパスポートは日本のパスポートと同じくらい効力あると思ってる。本当に。無知である程度許される。(ある程度、ですよ~)

 

⑥大学を利用する

大学は、あんまり声を大にして宣伝したりしないけど

イベントやら講座やらいろいろやってる。

ポスターとかは素通りせず、常に学内のことにもアンテナを張っておくべき。

 

 

ここまでいろいろ書いてきましたが、

折角のモラトリアムをどうか納得のいく日々にしてほしい。

後悔がない人生なんてないとは思うけど、少しでも後悔がへればいいなと密かに願っています。

 

books of the year 2015①

2015年に刊行された本(文庫も含む)で読んでよかった本を6冊紹介します。

年が明ける前にこれだけは、やっておきたい・・・

 

・2.43清陰高校男子バレー部(壁井ユカコ集英社

あらすじは、こちらを参照。

renzaburo.jp

スポーツ青春小説が大好きな私にとっては、もってこいの小説。

シリーズもので中学生~高校生までの成長が描かれてる。

バレーボールの才能を余すことなく与えられた天才セッター・灰島と彼に引きずり込まれバレーボールにどんどん魅了されていく黒羽。

2人はあらゆる面で対照的なんだけど、バレーという共通点があることで友達という枠を超えた関係をつくっていく。やっぱり、部活でもなんでもチームで何かに取り組むっていうことは人間関係をつくる上でとてつもない威力を発揮する気がする。

面倒なことも多いけど、その分達成感とか充実感は大きい、と思う。

高校では、バレーを尋常なく愛しているのに背が低い小田、勉強もできて何もわざわざバレーを選ばなくてもどこでも活躍できるはずの青木が出てくる。

この2人の対比も胸にグッとくるものが。。。

この2人の関係性の話ですごくすきな部分がある。

「おれとおまえの場合はその、殴りあって本音を言いあうっていうプロセスをやり損ねたまま今に至ってるわけだけどな・・・。」

「誰よりも気のおけない親友であり信頼できる相棒でありながら、青木に対して変にねじれた欝屈も自分は抱いているのだった。」(どちらも①から引用)

これって若干女子同士に多いのかなあ、って思うのだよね。

小さい頃は素直に思ったことを言えていた関係であっても、大人になるとお互いの考えとか主張が固まってきて、柔軟さが失われていく。

だから、もし友人に対して「それ違うんじゃない?」とか「間違ってると思う」と言いたくなることがあっても、言ったところで変わらないよなと思ってしまうことが増えた。

言ったことによって、溝が広がるだけ。ただでさえ、溝は広がっているのに・・・。

こんなふうに、この小説を読んでいると自分の立場と置き換えて考えてしまうことが沢山あった。

あと、純粋にバレーボールの大会で勝ち上がっていく姿も躍動感があって本当に面白い。

まだまだ続きが読みたいなあと思わされる。

 

・少女は卒業しない(朝井リョウ集英社文庫)

www.shueisha.co.jp

ある高校で“卒業式(前日)”を迎える少女たちの物語。

ひとつひとつは短編なんだけど、どこかとどこかが繋がっていて朝井さんらしいなと思う一冊。

私は、朝井リョウさんという作家が一番すきで今発表されている作品は全部読んでるのだけど、これはトップタイくらいの勢いですきな小説。

キュンときて、グッときて、どうしようもなく切なくなる。

なかでも『屋上は青』がすき。

この物語の主人公は、授業をサボったりなんてできない典型的な優等生の女の子。

その子の幼馴染とのお話。

2人の関係を表している部分で、

「いつだって隣にいた、私の幼馴染。だけどいつだって、隣にいると少し悲しくなる。

私は尚輝みたいにはなれない。すぐそばで広がっている尚輝の世界に、一歩も足を踏み出すことのできない自分の臆病さに、いつも悲しくなる。」

がある。これからすると2人は圧倒的に違う。

だけど、尚輝はある決断をしていて、、、

卒業式の日に、2人は屋上で一歩前に踏み出す。

「わかっていた。尚輝は不安なんだ。ずっと前からずっと不安だったんだ。(中略)

尚輝はどれだけ不安だったのだろう。どれだけ怖かったのだろう。自分だけ、みんなと違う道へと踏み出すことを決めたとき、退路を断つと決めたとき、尚輝はどれだけ怯えていたのだろう。」

表面上は、明るくふるまっていたり自信があるようにみえる人だって、

みんな不安を抱えているんだよね。ただ、それに気づいてあげられる人はほんの一握りなのかもしれない。

みんな不安だから、人の不安まで想像がはたらかないのかもしれない。

あの子は大丈夫でしょ、って勝手に自分で解決してしまうことって少なくないよね?

自戒の意もこめて、忘れちゃいけないと強く思った。

 

・言えないコトバ(益田ミリ集英社文庫)

『言えないコトバ』益田ミリ|担当編集のテマエミソ新刊案内|集英社 WEB文芸 RENZABURO レンザブロー

 

益田ミリさんのコミックエッセイ集。

「わかる~」と共感するも“言えないコトバ”が、沢山あった。

「チャリ」

「血液型、何型?」

「生(ビール)」

「S?M?」

「つかえない」

とかあげたら、きりがない。。。短時間で読めちゃうのに考えさせられる。

自転車のことを「チャリ」って言うのは気が引ける・・・

ヤンキー言葉みたいで(笑)でも、皆つかってるしね・・・

そんな小さいこと気にしてたら生きずらいったらありゃしないよねえ。

血液型とかSMとかは、心底「どーでもいー。」って思う。

そんなんで、人のことわかるかー!って思うけど、話が盛り上がるためのものなのかもしれないしね・・・。うーん。

でも、これが性格だからどうしようもないね。上手に付き合っていくしかない!

日々思ってたことを言語化してくれていて、スッキリする。

 

あと3つあるのだけど、長くなるから一旦やめる・・・(笑)

また、今度~~。

 

・傘をもたない蟻たちは(加藤シゲアキ角川書店

www.kadokawa.co.jp

 

・誰も戦争を教えられない(古市憲寿講談社+α文庫)

bookclub.kodansha.co.jp

 

・空しか見えない(谷村志穂集英社文庫)

www.ozmall.co.jp

 

箱根駅伝・長距離競技が好きな理由

長距離競技が好きな理由。
箱根駅伝が好きな理由。

 

あと4日に迫った箱根駅伝

今日、区間エントリーが発表されていよいよ近づいてきたな、と。

監督選手の方が緊張してるのだろうけど

私も彼らの思いを考え出すと止まらなくて、涙があふれる、、、(笑)

それくらい今の私にとって箱根駅伝は楽しみなもの。

箱根駅伝公式Webサイト (概要などはこちらで。)


箱根駅伝をちゃんと見るようになったのは、2010年。

奇しくも私がその後入学することになった大学が優勝した年。
きっかけは、高校の友人が強烈な(笑)駒澤ファンだったこと。

彼女に影響されて見始めたのよね~。

この時は、受けようとも思ってなかったし、ましてや入学するなんて思いの外だった(´・_・`)

 

丁度、大学受験を控えてた時にみたのが2011年。
選手の走りに本当に衝撃を受けて、力を沢山もらって、がんばろうと思えた。

刹那的なものだったけど、やる気が漲ったことが今でも思い出せる。

それからは、入学した大学が強かったことや元々スポーツをする・みることが好きだということもあって、すっかりハマってしまった。

 

箱根駅伝は、お正月の2・3日に行われる華やかさ、まだ体のできあがってない

学生ランナーがただただ襷をつなぐために全力で走るという性質上

視聴者からの関心度・メディアの力の入れようがとっても大きい。

視聴率も高いから、箱根駅伝は大学の宣伝としては格好の場。

そういったこともあって「マラソン選手が育たない」やら「世界で戦える選手が育たない」やら箱根駅伝不要論が持ち上がることも多々ある。

そんなことに対して、早稲田大学箱根駅伝を走り今はトラック競技で世界を狙うためにアメリカで練習している大迫傑選手がブログでこんなことを綴った。

suguruosako.com

現役の選手がこういう声を上げることは、大切で貴重なことだなあと。

 

そして、私が今大会で最も注目してるランナーは東洋大学4年の服部勇馬選手。

新潟県十日町市出身で、高校時代から駅伝のスター選手。

同じ部内には弟の弾馬選手もいて、兄弟ランナー。

今年の箱根は、往路の2区を走る予定。

服部勇馬くんは、注目すればするほど知ればしるほど魅力が溢れてる選手だなあとしみじみ感じてる。

まず、絶対にみてほしいのがこの動画。


グラジオラスの轍 服部勇馬(2015.3.15)

 

放送時期は今年の3月なので、まだ彼が3年生のころ。

駅伝は通過点と考えて、マラソンで世界を狙うと公言して東京マラソンに挑もうとする勇馬くんの密着ドキュメンタリー。

いかにして勇馬くんがマラソンに挑戦してきたのか、それを酒井監督がサポートしてきたのか、そしてどれだけマラソンという競技が難しいものなのかがわかる。

番組内で、千葉真子さんがマラソンのピーキングは神業だと話していたのが印象的。

千葉真子オフィシャルブログ「BEST SMILE」Powered by Ameba

結果的に2015年の東京マラソンには彼は出場できなかった。

怪我をしてしまって、スタートラインに立つことすらできなかった。

その思いを陸上部員の仲間の前で話すところがあるのだが、そこが本当に泣ける、、、。

それでも東京オリンピックを見据えて、「走らない」と選択した勇馬くんと酒井監督はやはり聡明だなあと。

そして、来年の東京マラソン東京マラソン 2016)に出場することが決まった。(このまま怪我なくうまくいってほしいというのが一番の願い・・・)

彼は、東京オリンピックの前のリオオリンピックも狙ってるのですよ。

リオ五輪の選考記録は2h6m30s(【陸上】リオ五輪のマラソン代表選考要項を発表 - 産経ニュース

この記録を突破したところで選ばれるのはたった3人。

箱根駅伝が終われば、今度は東京マラソンが彼を待ってるのですな。

 

考えてみれば箱根駅伝は、ただただ襷をつなぐだけの競技ではないのかもしれない。

仲間のために、自分の夢のために、思い出のために、はたまた通過点として

走る選手たちがいる。

彼らの思いを知るだけで、うーんと楽しくなる。

だからこそ、私は駅伝が好きなんだな、と。

トラック競技では、選手ひとりひとりの駆け引きがみれるのも楽しいけど

そこに「誰かの為」が加わる駅伝には、無条件で人を感動させるものがあるのかもしれない。


たまたま入った大学だったけど、
酒井監督が好きで、チームカラーが好きで、選手が好きになった。

だから卒業してからも応援してるのは、偶然じゃなくて必然だったと思える。

 

陸上競技に関しては大好きな本もたくさんあるので、、、またいつか投稿します。。。

 

allabout.co.jp

www.shinchosha.co.jp

www.shinchosha.co.jp

www.toyo.ac.jp