アイドルが生歌であることの価値
私は、歌手でもアイドルでも何でもないから、踊りながら歌うことがどれだけ大変なことで、圧倒的な努力を要するのか想像の範囲内でしかわからない。
でも、だからこそ歌って踊るアイドルがライブや歌番組で生歌を披露することにすごく価値があるんじゃないかと思っている。
歌って踊るアイドルであり、常に生歌で挑む代表者といえばモーニング娘。'16を代表とするハロプロ。
ももクロとかも生歌なのかな?たぶん。。。
男性アイドルだとKinki KidsやTOKIOが基本的に生歌なのかな。。。
あんまり詳しくないし、完全に生歌だと言い切れる証拠もないので詳細は避けます。。。
ジャニーズの中で、気になるのはNEWS。彼らもおそらく生歌なはず。
かわいいことかっこいいことが主とされるアイドルが、「生歌」にこだわる必要は多分ない。
というか、ファンや世間の多くはアイドルに歌がうまいことを期待していない。
だから、口パクだろうとそれはべつに議題にあげることではないのかもしれない。
それでも、私はアイドルが生歌で勝負することに胸がうたれる。
そもそも私は、どのアーティストであってもきれいなCD音源よりもLIVE音源のような「生」であることがすき。
幼少期から父親の趣味で、オーケストラの生演奏やジャズの生演奏を聴くことが多くかったことも影響しているんだろうなと。
百歩譲って、収録番組で口パクはありだとしてもLIVEや生放送の歌番組ではせめて生歌で挑んで欲しいと思う。
オンタイムで、アイドルとそのファンが同じ時間を共有しているわけだから。
歌が、ただアイドルを売り出すためだけのツールになり下がらないで欲しいと思ってる。
アイドルであれ、シンガーソングライターであれ、バンドであれ歌には「気持ち」や「思い」がのるものだと思っているから。
音に歌詞がつき、そこに感情をのせることで歌は多くの人に愛されてきたのだと思う。
どんなに歌詞がよくても、そこに感情をいれず歌われてしまうとか感動は生まれないんじゃないだろうか。
音程が外れてしまう子に歌割は振られない。だからこそ、彼女たちは青春をモーニング娘。に捧げて、死に物狂いの努力をする。
孤高のエースだった鞘師ちゃんは卒業してしまったけど、これからも進化していくんだろうな。。。
モーニング娘。'15『ENDLESS SKY』(Morning Musume。'15[ENDLESS SKY]) (Promotion Edit)
モーニング娘。'15『冷たい風と片思い』(Morning Musume。'15[The Cold Wind and Lonely Love]) (Promotion Edit)
今の「モーニング娘。」を知っていますか?(モーニング娘。’15)
手越くん、増田くんの歌唱力に定評のある2人とキャスターでもある小山くんと
作家でもある加藤シゲアキくんの4人によるNEWS。
最近は、チャンカパーナとかチュムチュムとか王道とはすこし違った路線も多かったけど、ようやく「歌」で勝負をしてきたヒカリノシズク。
確かにこの曲は踊らないけど、感情をこめて歌う姿に胸を撃たれた。
アイドルでありながら、歌唱力で勝負できるグループはそう多くない。
だからこそ、その道を切り開いていってほしいとも思う。
ヒカリノシズク/ Touch (+DVD)【初回“ヒカリノシズク”盤】 : NEWS | ローチケHMV - JECN-433/4
歌で勝負しているアイドルを私は応援したい。
生歌で戦えるアイドルは、評価されるべきだし
これからも生き残っていけるはず。